カテゴリー: 考案

明確な悪意を持った人間が、人工知能をテロに使ったら？ 2015年7月には「自律兵器に対する公開状」が発表され、その中の1人にイーロン・マスクが名を連ねています。その内容は極めてショッキングなものでした。 ディープラーニング（深層学習）による画像認識の精度が格段と高まって以降、人間の見た目からの特徴量抽出は大きな進化を遂げています。 例えば先日、スタンフォード大学の研究チームが「Deep neural networks are more accurate than humans at detecting sexual orientation from facial images」と題したレポートを発表し、大きな話題を呼びました。 このレポートでは、3万5326枚の顔画像をディープラーニングで解析させた結果、男性は81％、女性は74％の精度で、同性愛者か異性愛者かを的中させたと報告しています。 人間が目視で行ったところ男性は61％、女性は54％の精度だったとのことで、人間を越える的中率となりました。