2004年、MP5シリーズやG3シリーズといったベストセラーを生み出してきたH&K社のMP7A1がドイツ連邦軍に制式採用されました。PDW(パーソナル・ディフェンス・ウェポン)というカテゴリーに属するこのモデルは、負傷や機材運搬中などで片手がふさがっている場合でも、即座に、そしてカンタンな操作でフルオート発射ができることを前提に開発されています。 世界各国で採用されているMP5やG3と操作性が似ていることや、ターゲットを足止めするマンストッピングパワーに優れていたこと、そして各種オプションパーツ装着のためのマウントレイルも多く備えていることで、現在ではドイツのKSKをはじめとする各国の公的機関に採用され、活躍の場を広げています。